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GigOptix、100万個目のパラレル光インタコネクト向けICを出荷

January 7, 2010, パルアルト--ギグオプティクスは、マルチチャネル光インタコネクト向けに100万個目のICを出荷した。
 スイスのチューリッヒを拠点とするGigOptix-Helix AGの製品ラインは、1990年代以来、並列高速技術のパイオニアとして、SNAP12やQSFPなどの標準 MSA形状の進化をサポートしてきた。
 過去数年で出荷した100万個のPMD(Physical Media Dependent) ICsはデータコムアプリケーション向けのものであったが、DVI/HDMI AOC(active optical cables)等の産業用途、民生用途の数量がかつてなく数量を伸ばしている。
 GigOptix-HelixのGM/VP、Joerg Wieland氏は、光インタコネクション市場は今後加速度的に成長すると見ている。その背景や市場環境について同氏は、「デスクトップ、モバイル機器を含む、これまで以上の多くのアプリケーションで光インタコネクションが採用されつつあるからだ。最新のデザイン技術を駆使して、われわれは継続的にサイズ、コスト、消費電力を下げていくことができるので、新たな高成長機会を開拓し続けている。世界中の主要なデータコム、家電機器の顧客が光インタコネクションに対して示す関心と、採用決定に圧倒されているところだ」とコメントしている。
 GigOptixのVCSELドライバやTIAアレイは、データコム、民生のアプリケーション向けの光インタコネクションにとって最高の製品であるとGigOptixは主張している。1×、4×、12× Tx/R.ソリューションがあり、データレートは150Gb/sまで、10Gbps/chの消費電力は10mW以下。
 マルチチャネル光インタコネクションは、現行の銅線ケーブルと比べて、スピード、伝送距離、消費電力、導入のしやすさの点で優位性があるので、データセンタでの導入が進むと見られており、これにともなってPMD ICs市場も大きな成長が予測されている。市場調査会社ライトカウンティング(LightCounting LLC)によると、データコム用途AOCセグメントだけで、CAGR 38.5%成長して、市場規模は1億9200万ドルに達する。このトレンドは、HDMI、DisplayPort、USB、インテルのLight Peak(2012年までには量産移行の見込み)などを含む民生用途の光インタコネクションは、さらに拡大すると予測されている。

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