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40G vs.100G光技術の戦いはコストが決め手
December 28, 2009, Campbell--Infonetics Researchは、「40G/100G開発戦略:世界のサービスプロバイダ調査」を発表した。
Infonetics Researchのアナリスト、Michael Howard氏とAndrew Schmitt氏は、世界の通信投資の26%、通信売上の25%を占める通信オペレータを調査した。調査項目は、40Gと100G導入計画、この技術でターゲットにしているアプリケーション、高速技術採用のための価格変曲点。
Infonetics Researchのディレクティングアナリスト、アンドルー・シュミット氏は「ビット単価が20%改善されれば40G/100G導入に対する関心度が広がるという回答が目立った。その理由は、これらの技術によるネットワークの簡素化が価格に見合うとの認識だ。一般に受け入れられている、前世代の2.5倍のコストで4倍の容量とする考えはこれらのキャリアの回答には反映されていない。10Gから40G/100Gへの移行は別の話である。とは言うものの10G価格は、10Gがしばらくは強力な競合にとどまり続けるほどに下がっている」とコメントしている。
主席アナリスト/共同創始者のマイケル・ハワード氏は「当社が調査したサービスプロバイダの83%が2012年までに40GをルータとWDM間接続に導入し、ある価格帯では100Gについても同様に考えている。これを知れば、ルータメーカーは喜ぶだろう」と話している。
Infonetics Researchが調査した回答者の全てが光トランスポートネットワークを導入しており、40Gと100G光トランスポート装置のいずれかを導入しているか、あるいは評価している。また、全ての回答者が光ネットワーキング装置の購入に関して知見があり、決定権がある。
この調査に参加したサービスプロバイダは、既存キャリア(58%)、新興キャリア(25%)、ワイヤレス(17%)オペレータ。半分は北米のキャリア、25%がEMEA、APACが25%。