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TV市場でLED需要が爆発
December 22, 2009, ボストン--ストラテジ・アナリティクス(Strategy Analytics)は、TVのバックライトアプリケーションに使用されるLED市場は、主要サプライヤーがこの技術を大量に採用するため、2010年から激増すると予測している。
LCD TVバックライト用のパッケージLED市場はCAGR 148%と雪だるま式に成長し、2013年には75億ドルに達する、とストラテジ・アナリティクスの「フラットパネルTV LCD LEDバックライトレポート2008-2013」は予測している。
2008年、LCD TVではLEDベースバックライトは1%以下だった。2009年の販売活動がLEDバックライト技術に対する消費者の認識を高めた。この技術が2010年以降、小型で安価なTVモデルに普及するにともない、LED需要は一段と増加する。TVメーカーの公表に比べると控えめではあるが、ストラテジ・アナリティクスは2013年にはLCD TVsの68%程度がLEDバックライトを採用すると見ている。
「LEDは、しばらくはハイエンドのLCD TVの特徴だったが、今はLEDはメインストリームになりつつある。ローコストで供給するメーカーがこの勢いに乗り始めたので、TVのLEDバックライトは大きく生産が伸びる」とストラテジ・アナリティクスのサービスディレクタ、Asif Anwar氏はコメントしている。
同レポートによると、2009年にはハイパフォーマンス白色パッケージLEDを利用したエッジタイプLEDへの急速な移行が進んだ。また、ダイレクトタイプバックライトとRGBデザインが局所的減光と画像品質の向上の両方でアドバンテージがある。