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オクラロがWSSメーカー､Xtellusを買収
December 18, 2009, サンノゼ--オクラロ(Oclaro, Inc)は､Xtellusを買収したと発表した｡
これによりオクラロは､エッジからコアまでの光ネットワーク全体に向けたROADM用途の波長選択スイッチ(WSS)ファミリを持つことになる｡顧客の中にはトータルソリューションの提供をオクラロに求めるところが多く､包括的なWSS製品ラインは顧客のリジェネレーション､ルーティングニーズにも応えることができる｡
WSSは､光コンポーネント市場で最速の成長を続けるセグメントの1つ｡Xtellus買収はオクラロの成長ストーリーの中で重要な役割を果たすことになる｡またこの買収は､通信市場のメトロとLHでオクラロの戦略的な位置づけをサポートする上で必要となる製品ポートフォリオの完成とも言える｡
Xtellusは､戦略的にコア技術として液晶とMEMSの両方を用いており､このためオクラロはエッジからコアまでのROADMアプリケーションを強化するスケーラブルなWSSファミリを提供できるようになる｡エッジWSSアプリケーションでは､ポート数が少なく､製品コストの厳しい管理が成功の鍵になるが､こうした市場には液晶技術を用いる｡コア向けのWSSアプリケーションには､Xtellusは高信頼の1軸MEMSを用いて多数のポートのスイッチングを行いながら液晶をアッテネーションに用いる｡
買収契約にしたがい､Xtellusの株主はオクラロの普通株3300万ドルを受けとる｡
