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2009年Q3､不況で低価格帯のSTBに需要
December 17, 2009, Redwood City--DellOro Groupの調査によると､2009年第3四半期(Q3)､世界のセットトップボックス(STB)市場は前期比10%縮小して26億ドルとなった｡
｢世界的な経済の後退により､収入源､失業の増加､金融市場逼迫となり､住宅建設の減少､引っ越し減となったことから､ペイTVオペレータは加入者獲得に苦しんでいる｣と､DellOro GroupのVP､Greg Collins氏は分析している｡｢消費者は今､可処分所得が減っているので､より価格の安い､低価格帯のサービスを選択しがちになっており､結果として低価格帯のSTB市場が活況となっている｡｣
Q3では､モトローラやシスコなど､北米市場に浸透しているベンダは､加入者数の純増落ち込みによりIP STB出荷数量を大きく減らしている｡中国では､フアウエイが力強い成長を続けており､ZTEやUTStarcomに圧力をかけている｡とは言え､ZTEは世界のIP STB市場でNo.3のベンダとしての地位を堅持した｡
