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DisplaySearch、太陽電池需要急増を予測
December 10, 2009, Austin--ディスプレイサーチ(DisplaySearch)の4Q09「四半期PV電池容量データベース&トレンドリポート」によると、2009年、PV業界はエンド市場需要が前年比14%減となり、初めて「ソラサイクル(SolarCycle)」を記録した。
市場縮小はスペインの刺激策の変更、世界的経済危機、金融市場悪化が原因。過剰生産能力がPVシステムの平均価格を25%以上押し下げた。しかし、この価格低下により、需要ベースが多様化し、地域によっては積極的な刺激策をとるところが現れ、2010年には大幅な需要押し上げが期待される。
ディスプレイサーチの製造業調査VP、Charles Annis氏によると、太陽電池生産能力は2009年中に約60%の過剰となっており、これは言い方を換えると業界全体の稼働率がわずか40%ということになる。2009年上期、ほとんどの太陽電池メーカーは厳しい状態に陥った。しかし、大手メーカーの多くはすでに採算がとれるようになっており、工場の稼働率を上げ、拡張計画に向かって動いている。2009年下期の需要は堅調で、翌年は38%の成長が期待されている。
2009年太陽電池製造能力は56%増、17GWを超える。2010年、2011年の製造能力拡張は需要が追いついてくるまで若干足踏みする。
(詳細は、www.displaysearch.com)