All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

北米の光ネットワークハードウエア市場回復基調

December 10, 2009, ボストン--市場調査会社Infonetics Researchは、3Q09「光ネットワークハードウエア」調査を発表した。
 光ネットワークハードウエア市場は第3四半期に若干落ち込んだが、これはフアウエイやAlcatel-Lucentなどの大手がわずかに落ち込んだことを反映している。「北米市場は継続的に上昇しており、このトレンドは続く」とInfonetics Researchのディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏はコメントしている。
・世界の光ネットワークハードウエア売上は、2Q09の7%増となったが、3Q09は2.5%減、33億ドルとなった。北米市場は4%成長、逆にアジア、EMEA、中南米はいずれも落ち込んだ。
・次世代WDM装置の3Q09の売上は、前期比7%増となった。これは、通信キャリアが前向きのインフラ投資計画をスタートさせたことを示している。
・Alcatel-Lucentは長距離(LH)光市場で引き続きリードしているが、フアウエイが過去2年にわたり売上ベースの市場シェアを80%増やしているのに対して、Alcatel-Lucentは1ポイント落としている。Infineraは、3Q09のLH光ネットワーク装置の売上げでエリクソンとNortelを追い越した。40Gポート出荷は大きく落ち込んだ。
・パケットオプティカルトランスポートシステム(P-OTS)の導入が北米で急増しており、富士通、テラブス、シスコ、Alcatel-Lucentが売上を伸ばしている。P-OTSとIP over WDM技術との戦いは注目点となる。

製品一覧へ

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.