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米国では全世帯の半数にHDTVが普及
December 2, 2009, ダーハム--LRG(Leichtman Research Group, Inc)の最新の調査によると、米国では全世帯の46%が少なくとも1台のHDTVを所有している。これは2年前の2倍の比率になる。
HDTVの伸びは、価格下落が弾みを付けたものであるが、非HDTVが手に入りにくくなっていることもHDTV販売増に拍車をかけている。過去一年でHDTVを購入した人の平均購入価格は前年比で約22%下落している。HDTVオーナーの中には、1年前のHDTVよりも35%安い、約870ドルで購入した人もいる。
調査概要
・年収75000ドル以上の世帯の61%がHDTVを所有。年収3000~75000ドルの世帯では41%、30000ドル以下の世帯ではHDTVの所有率は29%。
・HDTV所有者の38%が1台以上のHDTVを所有。
・HDTV所有者の36%が、HDTVセットを購入した時にHD番組の受信方法の説明を受けている。
・HDTV所有者の6%がHDを見るためにビデオプロバイダを替えている。
・LRGの推定では、全HDTV所有世帯の約64%がマルチチャネルビデオプロバイダからのHD番組を見ている。前年は58%だった。しかし、HDTVを所有する個人の約14%がHD番組を見ていると考えているが、実際には見ていない。
「HDTV価格の下落にともない、この一年でHDはすべての収入グループに浸透した。価格が下がったために、多くの家庭でHDTVセットの数が増えた。HDTVを複数台所有する世帯は、HDTV所有世帯の35%に達している」とLR時社長/主席アナリスト、Bruce Leichtman氏は分析している。