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IBM､通信業界をターゲットにしたグローバル開発センタ開設
November 26, 2009,Armonk--IBMは､通信開発センタの開設を発表した｡同センタの狙いは､通信サービスプロバイダの新しいビジネスモデル創設を支援し､同時に顧客の体験や運用効率改善にも貢献することにある｡センタは､中国､南アフリカ､マレーシアに置かれ､先進的技術や特殊な提案を幅広く提供していく｡
IBMは､フランスにもセンタを開設しており､同センタは通信業界向けのソフトウエアやシステムを供給しているComverseの製品､サービスをベースにしたソリューションに特化したセンタ｡
これらのセンタは､IBMの世界的に統合されたネットワークやパートナーシップを利用して､新しい通信ソフトウエアソリューションを広範囲に提供しており､IBMのSPDE 3.0､ハードウエア､サービスおよびビジネスパートナーアプリケーションをベースにしている｡クライアントには､通信オペレータ､ネットワーク装置ベンダ､独立系のソフトウエアベンダなどが含まれる｡
IBMの通信業界担当ジェネラルマネージャ､Scott Stainken氏はこれらのセンタの意義について次のように話している｡
｢サービスプロバイダは､今日の経済状況において成長を維持するために､複雑さやコストを抑制しながら差別化された､有益な体験を加入者に提供する道を探っている｡IBMのこれらのグローバルセンタや研究所は､通信業界に比類のないレベルの専門性､サポートを提供しアプリケーションや技術のより効果的な利用を促進することを目的としている｣｡
