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ナノテク・セミコンダクタ、新たなデザインチームを統合

November 24, 2009, Bristol--ナノテク・セミコンダクタ(Nanotech Semiconductor Ltd)は、経験豊富なPMD(physical media dependent)ICデザインチームの改編を行い、将来に向けた同社の高速IC開発を強化すると発表した。ナノテク・セミコンダクタは、光通信用途の最先端のCMOSアナログ、ミクストシグナルICに特化したファブレスICメーカー。
 同デザインチームは1997年に初めて結成され、当時はマルチリンク(Multilink Corp)向けの仕事を続けながら、通信アプリケーションをターゲットとした10Gbps PMD ICのパイオニアだった。2000年にインテル(Intel)が同チームを買収し、8年に渡り10Gbpsトランスインピーダンスアンプリファイア(TIA)、リミッティングアンプ、レーザやVCSELのドライバ設計を行ってきた。これらのICはインテル10Gbps光モジュール、例えばTIAの「ストレスト感度」などで量産された。
 同チームは、インテルがファイバオプティクスグループを売却したことでフリーになった。メンバーはそれぞれ、PMD IC設計で10年以上の経験を積んでいるだけでなく、ADCs、DACs、CDRsなどの他のミックストシグナルの設計でも経験を積んでいる。20+年を超えるIC設計の歴史の中で、用いられたプロセス技術はGaAs、バイポーラ/SiGe、90nmCMOS技術を含む。
 ナノテク・セミコンダクタのCEO、Gary Steele氏は、高速CMOSチームについて、「この市場で最大にして最高の経験を持つICデザインチームを獲得した」とコメントしている。また、エンジニアリング担当VP、Alan Trainor氏は、「当社が2010年以降のネットワーキングおよびコンシューマアプリケーションとして狙っている5Gbpsから10Gbps の多くのCMOS ICsを迅速に実現する上で大きな力になる」と話している。

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