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IRIDEX、米眼科学会でモジュラ多波長レーザソリューション発表
November 19, 2009, マウンテンビュー--イリデクス(IRIDEX Corporation)はサンフランシスコで開催された2009年米国眼科学会で、モジュラ型多波長レーザ光凝固ソリューションを発表した。
同社社長/CEO、Theodore A. Boutacoff氏は、「この新しいモジュラ型多波長ソリューション出したことにより、柔軟で信頼性と経済性が高い固体システムで当社は多波長光凝固市場セグメントで戦うことができる」と語っている。多波長レーザシステムは、一般には網膜の治療を専門にする眼科クリニックで使用されている。イリデクスは、577nm(イエロー)と810nm(赤外)の2波長を採用している。ハイパワーIQ577イエローレーザとIQ810およびOcuLight SLx赤外レーザを組み合わせて使用することができるクリニックは、従来の多波長システム以上に治療の選択肢が増え、それでいて経済性も向上する。従来の多波長レーザシステムには、イエローとグリーンレーザが含まれているが、その理由について同社は、「従来のイエローレーザはパワーが足りないために、一般的な可視波長による凝固治療ができなかったからだ。当社の製品は、フル機能を備えており、技術的な進んだ多波長ソリューションで、しかもモジュラデザインを採用している」と説明している。
イエローと赤外レーザモジュールのいずれも独立したスタンドアローンレーザとして、いつでも購入できるので、IRIDEX Symphony 2 Slit Lamp Afapterと組み合わせてユーザの仕様に合った多波長システムにカスタマイズできる。
577nmと810nmレーザ向けMicroPulse技術もIRIDEXの特徴。「この技術は、細かいレーザパルスの照射を高精度制御する技術であり、これによって組織のレーザ治療が容易になる。他の多波長システムでは、このような治療はできない」。