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アバゴ、QSFP+AOCとトランシーバソリューション発表
November 18, 2009, ポートランド--アバゴ・テクノロジー (Avago Technologies) は、米国ポートランド・コンベンション・センタで開催されたスーパーコンピューティング2009 において、短距離InfiniBandおよびEthernet向けに QSFP+ アクティブ光ケーブル (AOC) およびトランシーバソリューションを発表した。
アバゴの AFBR-79Q4xACyyZ は、短距離マルチレーン・データ通信とインタコネクト向け高性能AOC。同製品は、総帯域幅 40Gbpsの各方向への 4 本のデータレーンが 1 つのモジュールに統合されている。各レーンは、1 〜 100m の範囲において、10Gbps で動作可能。
アバゴの AFBR-79Q4xACyyZ QSFP+ AOCアセンブリおよび AFBR-79Q4Z トランシーバは、MMFを利用し、850nm波長を使用している。電気インタフェースには、38-コンタクトエッジタイプ・コネクタを使用。さらに、この 4 chプラガブルAOCおよびトランシーバには、アバゴの集積回路とVCSEL 技術を採用し、高信頼性、長寿命、高性能を実現している。
「帯域幅への要求が高まるにつれ、コネクタの体積、ケーブル、電磁干渉 (EMI) 問題、重量マネージメント、低い伝送距離能力などの理由から、銅線インタコネクトは不利になっている。その結果、自然の成り行きとしてパラレルオプティクスがパラレル銅線インタコネクトに取って代わりつつある。また、アバゴの QSFP+ AOCアセンブリおよびトランシーバは、データレート5Gbps/ch ~ 10Gbps/ch、ホットプラガブルソリューションを提供している。 10Gシリアルの既存ソリューションと比較すると、これらQSFP+ソリューションはポート密度を2 倍以上にし、消費電力は半分以下としており、システムベンダはポートあたりのコストを低減することができる」と、アバゴの光ファイバ製品マーケティング担当シニアディレクタ、Sami Nassar氏はコメントしている。
銅線ケーブルは、一般に データレート10G/レーンで伝送距離は3~15m に制限され、ケーブル自体も重くてかさばる扱いにくいソリューション。光ファイバ QSFP+ ソリューションは、銅線に比べて長い伝送距離、小さな曲げ半径を実現している。