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ザーリンク、超コンパクトオプティカルエンジンを発表

November 18, 2009, オタワ--ザーリンク(Zarlink Semiconductor)は、Zarlink Optical Engine(ZOE)、高密度・コンパクトアレイファイバトランシーバ向け、帯域スケーラブルなマルチチップを発表した。
 ZOEプラットフォームは、マルチチャネル光源、光ディテクタチップ、アレイ電気送信器、レシーバICsで構成され、フリップチップガラスサブコンポーネントキャリアに高精度実装し、外部にファイバアレイを持つ。
 ZOEプラットフォームには、40〜120Gbpsの完全双方向光リンク、アレイの片方向(例:HDMI)、またはシリアル機能を終端するスケーラブルな製品が含まれる。ザーリンクによると、ZOEのシグナルインテグリティ、データ密度、エネルギー効率は傑出している。4×10Gbpsアプリケーションでは、ZOE7×7mm表面実装可能なチップキャリアは、ギガビットあたり業界最高水準の設置面積でありながら480mWしか消費しない。
 「ZOEは、低消費電力、高効率インタコネクトソリューションという直接的な要求に応え、グリーンデータセンタやコンピュータクラスタの進化をサポートする」とザーリンクオプティカル製品グループの製品ライン長、Mauricio Peres氏は語っている。同氏によると、ザーリンクは新しい高密度マルチチップ製品により光製品ポートフォリを拡張しようとしている。こうした製品は、10Gマルチリンクに対応するシグナルインテグリティ、ビットあたりの消費電力、ビットあたりのコストと言った、主要顧客の要求に応えるものとなっている。ZOEプラットフォームの最初のターゲットは、InfiniBand QDRと40G/100G Ethernetアプリケーション、さらに業界標準のアレイファイバオプティカルサブアセンブリ。
 環境的および運用コスト的な理由により、データセンタは低消費電力でデータセンタの高まるデータレートを効率よくサポートする装置向けの光インタコネクトを必要としている。40Gbps双方向ZOEは、ワンチップ上に必要なすべてのアレイの光および電気コンポーネントを集積しており、ギガビットあたり10〜12mWという新たな性能基準を設定し、従来のデータセンタインタコネクト製品に対して大幅な改善を実現している。
 ZOEは、バンプで顧客のサーキットボードに実装する。ZOEのターゲットは、InfiniBand QDR(4×10Gbps)、40/100GbE、12ch InfiniBand CXP、独自の高速ネットワークプロトコル、CFP短距離製品、ディスプレイポート、およびIntel Light Peak、その他のPCプラットフォームアプリケーションアレイ・アクティブ光ケーブルとアレイレセプタクルトランシーバ。
 4×10Gアプリケーション向けZOE評価キットは現在提供中。

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