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BRIC諸国で2013年までに460億ドルのブロードバンドビジネス

November 10, 2009, ボストン--世界人口の42%を構成するBRIC諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)は、2009年末でブロードバンド接続数は1億3900万件に達する。ストラテジ・アナリティクス(StrategyAnalytics)の調査によると、この数は2013年までには3億件を上回る。
 BRIC地域では2013年までは、DSLは引き続き優勢であるが、FTTxの役割が益々重要視されるようになる。また、2013年の全ブロードバンド接続の21%がFTTxとなる。2009年は、10%。WiMAXも同様に重要なプラットフォームとしてとどまるが、これは従来の有線ブロードバンドが届かない農村部に限られそうだ。
 BRIC諸国は、正式な貿易ブロックでも政治的同盟でもないが、高いGDP成長、急成長、教育を受けた中間階級、それに益々重要視される購買力など、一定の人口的、経済的な特徴を共有するグループとして捉えられることが多い。
 ストラテジ・アナリティクスで市場ダイナミクスを分析しているディレクタ、Ben Piper氏は「BRIC諸国が次の10年間で世界経済の中で優勢な力となろうとしているように、彼らはブロードバンドの消費においても重要な牽引力となる」とコメントしている。
 しかし、この4カ国は共有する共通点はあるが、これら4カ国が密集して行進しているわけではない。Piper氏は、「BRICという記号は、その地域を見るための便利なレンズではあるが、多くの水準で4カ国は類似性よりも違いが大きい」と指摘する。「ブロードバンドの普及には、それぞれの国で違いがある」と同氏は見ている。

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