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アバゴ、SFP+光トランシーバに新製品を追加

November 4, 2009, サンノゼ--アバゴ(Avago Technologies)は、次世代10GbE向けのSFP+光トランシーバモジュールに新製品を追加した。
 新しいSFP+トランシーバシリーズは、10/1Gb/sデュアルレートAFCT-71SDDZ 10GBASE-LRシングルモード(SMF)と、データセンタやエンタプライズで使用するAFBR-703SDDZ 10GBASESRマルチモードファイバ(MMF)トランシーバ。デュアルレート動作により、ハードウエアもしくはソフトウエア制御でデータレートを柔軟にコントロールすることができる。
 両トランシーバともハロゲンフリー、防火強化および環境保護を目的とするIEC(International Electrochemical Commission)61249-2-21仕様準拠。JPCA, IPC, iNEMIなどの業界団体が定めたハロゲンフリー仕様にも準拠している。アバゴは、ハロゲンフリートランシーバを顧客に提供すると表明した光トランシーバベンダの1社。
 AFCT-71SDDZは、10/1Gb/sLRトランシーバ。SMFで10km伝送、IEEE.802.3ae 10GBASE-LR標準、トランスミッタ消光比/レシーバ感度仕様1.25Gbps/1000BASE-LXに準拠。 これらのトランシーバは、アバゴの1310nm DFBレーザとPINディテクタ技術を用いて製造。AFCT-701SDDZはすでに発表している10Gbps ACFT-701SDZに追加したもので、最大消費電力1W以下でケース温度0-70℃動作。
 AFBR-703DDZは、OM3 MMFリンクアプリケーションで伝送距離300mまでに対応する10/1Gbps SRトランシーバ。このトランシーバにはアバゴの850nm VCSELとPINディテクタ技術を採用。10GBASE-SR標準準拠のIEEE 10GbEデザインおよび1.25Gbps/1000BASE-SXトランスミッタ消光比/レシーバ感度仕様に準拠。AFBR-703SDDZトランシーバは、すでに発表している10Gbps AFBR-703SDZに追加したもので、ケース温度0-70℃で動作し、高密度実装の10GbE装置設計を可能にする製品。
 アバゴの10GbE SFP+光トランシーバシリーズには、10GBASE-SR、-LR、-LRM IEEE準拠光パフォーマンスおよび電気インタフェースはSFF-8431エンハンスト版10Gbps SFP+、光トランシーバDMI SFF-8472仕様に準拠している。

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