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コーニングケーブル、曲げ耐性の高い50μm MMFを発表
November 2, 2009, Hickory--コーニングケーブル(Corning Cable Systems LLC)は、すべての50μm LANscapeケーブルとケーブルアセンブリ標準製品にコーニングClearCurveMMF採用を発表した。
データセンタやエンタプライズアプリケーションはClearCurve MMFにより曲げ特性が改善されたMMFの恩恵を受けることができる。曲げ特性を改善したLANscapeケーブルは従来のケーブルに比べると曲げ半径は10倍改善されている。LANやデータセンタ環境での急な曲げが求められる状況になると、従来の50μm径のケーブルでは損失が増加し、システムパフォーマンスに悪影響が出るが、ClearCurve MMFを採用した新しいLANscapeケーブルを用いると損失は極微ですむことになる。
曲げパフォーマンス最適化に加えて、コーニングケーブルシステムズはClearCurve MMFを用いた多くのLANscapeケーブルデザインで850nmのケーブル損失仕様を改善した。この新しい850nm損失仕様により、ビルやキャンパスバックボーンのネットワークロスバジェットのマージンに余裕ができる。
コーニングは、ClearCurve MMFを2009年1月に発表した。ClearCurve MMFは広帯域、レーザ最適化MMFの業界標準OM2、OM3、OM4に準拠し、後方互換性を有している。2009年4月、コーニングケーブルシステムズは、曲げ特性の特に優れたPretium Low-loss OM3を発表。同製品は、ベンディングが厳しい状況におけるシステムの遮断、劣化を大幅に抑制することができる。2009年6月、コーニングケーブルシステムズはClearCurve MMFを採用したデータセンタ製品、画期的なEDGE(Evolved-Density Growth-Enabled)スイートを発表した。ClearCurve MMFは、50μmLANscapeケーブルやアセンブリの標準製品となっている。