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ESAのSMOS人工衛星ミッションにモデュライトのレーザ搭載
October 26, 2009, タンペレ-モデュライト(Modulight, Inc)は、ファイバピグテールレーザダイオードをESA(European Space Agency)に完納した。
ESAは、これらのレーザダイオードを2009年11月2日に打ち上げが予定されているSMOS(Soil Moisture and Ocean Salinity)土壌水分と海洋塩分観測衛星に搭載する。フィンランドで設計・製造されたこれらのレーザは、衛星のMIRAS(Microwave Imaging Radiometer using Aperture Synthesis)開口合成マイクロ波放射計の光ハーネスの重要部分をなす。MIRASの使用を通じてSMOSは空間分解能50km 、精度4％以内で3日毎に地球表面の水分情報を提供する。この精度は、片手の土に混ざったスプーン一杯の水分を検出できることに相当する。これと並行してSMOSは、200×200kmの広さに渡り30日平均で0.1psu(塩分濃度)までの海洋塩分も観測する。これは1リットル中の0.1gの塩分を検出することに相当する。
MIRAS Optical Harness(MOHA)は、Contraves Space社(現RUAG Space)が設計・製造した。モデュライトは、70個を超すレーザを、衛生の分散アンテナエレメントを合成制御し、遠隔センシング機能全体を制御する測定機器に供給している。
SMOSからのデータは、水循環、特に地球表面と大気間の交換プロセスの理解促進に役立つ。このデータは天候と気象モデルの改善に貢献し、農業や水源管理などの分野で実用的なアプリケーションともなる。
(SMOSについてはESA website、http://www.esa.int/esaEO/SEMDR7YRA0G_index_0.html参照)
