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住友精密、Aviza Technology, Incの事業買収を完了
October 22, 2009, 東京-住友精密は、Aviza Technology, Inc.(Aviza社)との間で、その一部事業を譲受ける買収契約を締結し、米国現地時間2009年10月16日付で買収を実行致した。
事業買収の目的:Aviza社は半導体やMEMSデバイスの製造プロセスに使用される装置分野において長年培ってきた技術及び販売サービス網を持っている。英国における同社100%子会社Surface Technology Systems plc(STS社)を始めとして、住友精密グループでは、従来よりMEMS関連事業を展開してきたが、Aviza社の一部事業を買収して、一体運営することにより、製造プロセスの最適ソリューションをパッケージにて提供することを可能とし、世界的により強固な事業基盤を構築することを目指す。
事業買収の概要
(1)買収事業の内容
・APCVD、PVD、CVD、プラズマエッチャー、:装置、関連技術、アフターマーケットTP Furnace
・ALD :関連技術、アフターマーケット(Aviza社の本社工場の建屋、敷地及びTP Furnace製造設備は買収対象外)。
(2)買収価額等:譲受け事業の対価: 10百万米国ドル
譲受け資産(売掛金及び棚卸資産)の対価:確定分20百万米国ドル、オプション分30百万米国ドル
(3)買収に伴う事業形態等
住友精密は、事業買収後の日本国外におけるMEMS関連事業全般を統括する持株会社SPP Process Technology Systems Ltd.(SPTS社)及び、SPTS社の傘下に買収事業の主要な承継会社、SPP Process Technology Systems UK Ltd.(SPTSUK社)を英国に設立している。また、フランス及び日本においても、買収事業の各々の国での販売活動等を承継する会社を設立し、更に、STS社及びその子会社もSPTS社傘下に組み入れている。
住友精密は、これら新規に設立された会社及び既存の各社にて買収対象である事業及び資産を引継いでいる。