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オールオプティク、IEEE.802.3av準拠10Gbps EPON販売開始
October 21, 2009, Livermore-オールオプティク(Alloptic)は、802.3av準拠10GEPONソリューションの販売を開始すると発表した。この10GEPONは、オールオプティクのedge10光ラインターミナル(OLT)がサポートする技術。
オールオプティクは、IEEE標準802.3ah準拠1Gbps EPONシステムを世界各地に導入しており、IPTV、VoIP、携帯バックホールなど幅広いサービスをサポートしている。IEEE.802.3avは、802.3ah標準をベースにして、同じインフラで1Gbpsと10Gbps対称型および非対称型EPONシステムの同時動作によりシームレスなアップグレードを可能としている。サービスプロバイダは、既存の1G-EPON顧客の装置を置き換えることなく10Gベースのサービスを導入することができ、大規模、インサービスFTTHネットワークをアップグレードする際の運用的な影響を最小限にすることができる。
オールオプティクの10G-EPONで関心を集めている点には「バーチャルPON」コンセプトがある。同社のマーケティング、事業開発担当上級役員、Shane Eleniak氏は、「10GバーチャルPON」について、「ネットワークオペレータはシングルの10GPON帯域を複数の1G PONに配置して、必要な時と場所に応じて10Gサービスを提供しながらコストを下げることができる。当社のOLTやONTは、ビジネスサービス、住宅サービス向けに選択肢が多いので、オールオプティクは導入密度、パフォーマンス、サービス能力で業界をリードする位置にある。プロバイダは、低速の音声、データ、ビデオサービスを住宅向け、中小企業の顧客向けに提供しながら、同じPONインフラでマルチGbEサービスを大規模ビジネス顧客に提供することができる」と説明している。
オールオプティクは、IEEE.802.3av準拠の10G EPONは同じ1つのOLTで、1G、10G PONをシームレスにサポートしている。現在、共通のファイバインフラで1G、10G、RFoGアーキテクチャをサポートできるようになっている。オールオプティクの10G EPONは、現在トライアル可能となっている。