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ヨーロッパでファイバレーザ改善を目指したプロジェクト
October 20, 2009, Dresden--ヨーロッパの多様なコンソーシアムがいっしょになってファイバレーザ技術分野で新たな標準を決めようとしている。
2009年9月にスタートした、この約1600万ユーロのプロジェクト-プロジェクトLIFT(Leadership in Fibre laser Technologies)の主目的は、ヨーロッパの研究、工学、製造関連の主導権争いの統合にある。9カ国、主要企業15社の専門家、そのうち2人はフラウンホッファ研究所、3大学、非営利団体1人が加わって強力なコンソーシアムを設立した。
マネージメントはFraunhofer-Institute for Material and Beam Technology IWS Dresdenが行い、レーザサプライヤー、光コンポーネントやオプトエレクトロニックコンポーネントメーカー、フォトニックファイバのメーカーや基礎研究者、アプリケーションエンジニアが様々な目的で活動することになる。コンソーシアムは、ファイバベースの短パルスレーザの開発にフォーカスする。様々な分野で関心が高まっている、材料の「低温処理」技術を、特に特別なセラミック材料の処理用に開発する。もう1つ別の重要な役割は、高信頼のパルスハイパフォーマンスファイバレーザシステムの進歩を促進すること。狙いは、リモートレーザ切断、溶接の効率向上。
これ以外にも、医療分野向けでは三色ファイバレーザの実現、ソーラモジュール製造用のハイパフォーマンスのパルスファイバレーザシステムなども開発課題となっている。