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ダウケミカル、画期的な太陽光発電パネルを発表

October 19, 2009, Midland--ダウケミカル(The Dow Chemical Company)は、DOW POWERHOUSE太陽電池パネルを発表した。
 このパネルは、標準のアスファルト屋根板材料を用いて屋根に設置できる画期的な太陽電池パネル。この太陽電池屋根板システムは、2010年半ばに一定量の出荷が可能となり、量産は2011年の予定。この技術により、直接的に太陽光発電ができるようになり、住宅所有者にとっては利便性が高まる。
 Dow Solar Solutions(DSS)の画期的な技術は、ローコストの薄膜CIGS太陽電池を独自の屋根板設計に取り込んだもので、多機能太陽エネルギー生成屋根板製品。この新しい製品設計によって、通常の屋根葺き用板と太陽光発電シングルを同時にインストールできるので、導入コストが下がる。DSSは、太陽光発電アレイインストールの特別な技術や知識が不要となっているため、屋根葺き業者からの大きな反響が期待できる。
 ダウケミカルの会長/CEO、Andrew N. LIveris氏は、「これは当社が年間15億ドルのR&D投資をして、世界で最も重要な課題の中の一部に実用的なソリューションを示した一例だ」と話している。
 今回の発表は、DSS事業設立後、ダウの太陽エネルギー戦略の最新の成果。2007年、同社は米国エネルギー省から2000万ドルの財政支援を得て、住宅および商用市場向けに集積タイプの太陽光発電アレイの開発にとりかかった。
(詳細は、www.dow.com)

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