All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

アバゴ・テクノロジー、高速接続用組込タイプ光学エンジン技術を発表

October 6, 2009--アバゴ・テクノロジー(Avago Technology)は、コンピューティングおよび消費者向けアプリケーションの高速接続を可能にする革新的な組込タイプ光学エンジン技術の開発に成功した。
毎年開催されるインテル・デベロッパ・フォーラムが先週開催され、会期中、アバゴの組込タイプ光学エンジン技術を採用したインテルの新しい光ファイバ技術「Light Peak」が発表された。「Light Peak」は、新しい高速光インタコネクト技術で、1本のケーブルで複数のI/Oプロトコルを実行して電子製品を相互接続するように設計されている。当座は10 Gb/sから始まり、将来的には100 Gb/sまでの帯域拡張を見込んでいる。10 Gb/sでは、ブルーレイの映画1本を30秒以内で転送できる。
「Light Peakは広帯域幅に対応し、1本のケーブル上で複数のI/Oプロトコルを実行する能力を備えているため、ディスプレイ、ディスクドライブ、周辺装置、ドッキング・ステーションなど多数のデバイスへの接続が可能になる。Light Peakの開発にあたり、インテルの技術とアバゴ・テクノロジーの技術の融合そして相互の協力により実現した」と、インテル社のオプティカル I/O プログラムオフィスのジェイソン・ツィラーディレクターは話している。
また、アバゴの副社長 兼 ファイバ・オプティック製品事業部ゼネラルマネージャ、フィリップガッド氏は、「アバゴの組込タイプ光学エンジンは、厚さ2 mmと非常に薄く、10Gbps/chの消費電力は135 mWと非常に低いため、制約のあるスペースに適応する。これは、コンピューティング機器や消費者向け電子機器には不可欠の要素になっている」と、語っている。

製品一覧へ

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.