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光トランシーバ市場は2009年に20億ドル超

October 6, 2009, Eugene--ライトカウンティング(LightCounting LLC)によると、光トランシーバ市場は2009年に21億ドルに達する見込みだ。光トランシーバ市場は、2008年後半から2009年初めにかけて大きく落ち込んだが、市場はわずかではあるが好転している。
 ライトカウンティングは、2010年の予測は5%成長とコンサーバティブな数字を出している。これについて同社は、経済回復の持続性が不確かなため、としている。同社によると2桁成長が見込めるのは2011年-2013年になる。これは光ネットワーキング業界が堅調に伸びる帯域需要への対応を急ぐからだ。
市場改善を示す指標
・アジア市場にフォーカスしているベンダのトランシーバ販売が期待以上であり、今年の販売は5〜15%増となる見込みがある。
・トランシーバサプライヤーの大部分は、2009年Q2の受注増を報告しており、2009年下期には売上は5〜10%増となる。
・経済減速にもかかわらずFTTx敷設は着実に成長。キャリアが、帯域ハングリーな消費者に、新たに音声、データ、ビデオのバンドルサービスを提供しようと競っていることが背景にある。
・光ネットワーキングインフラの帯域利用は高い状態が続いている。
・データセンタのアップグレードが再び勢いを増してきた。これは、差し迫る経済回復に先行して、コンテンツプロバイダ間の競争が激しくなっているからだ。
 ライトカウンティングのCEO、Dr. Vladimir Kozlovは、「サービスプロバイダは慎重で既存技術を支持している」と見ており、「このトレンドから、2011-2013年を通じてSONET/SDH市場が維持されると見ている。100GbEインタフェースの採用の遅れにより、40GbEがほとんどのアプリケーションでは高速Ethernetの選択肢となる」と予測している。
 

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