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経済低迷に抗して拡張を続ける世界のFTTH
October 2, 2009, ヒューストン--超高速ファイバ接続の導入を加速させる動きは、世界的な景気悪化にもかかわらず堅調な伸びを見せている。
FTTH/B加入者数は2009年上期で15%増、世界中で550万件の新規加入者が増えた。アジアパシフィック、ヨーロッパ、北米の3つのFTTH Councilsは半年ごとに集計を行い、1%を超える世帯にFTTH/B接続が導入されている経済圏のランキングを発表している。2009年6月末で、21の経済圏がこの基準に達しており、上位10にランクされるすべてが、5%以上のFTTH/B接続となっている。アジアパシフィック地域が依然として世界のランキングをリードしており、韓国、香港、日本、台湾が上位4経済圏、これに続くのが北欧のスウェーデン、ノルウエイとなっている。
新規加入者の総数では、上位3経済圏は、中国、日本、米国。今年上期に約80万件のFTTH/B加入者を増やした米国は、上位10FTTH/B経済圏でのポジションを維持することができた。
北米のFTTH Councilプレジデント、Joe Savage氏によると、FTTHユーザの満足感、競争力のある帯域と接続性という利点に後押しされて北米では急速にFTTHが拡大している。
次回のFTTH世界ランキング発表は、2010年2月24-25、ポルトガルのリスボンで行われる予定。