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JDSU、通信市場向け980nmポンプ新パッケージをクオリファイ
September 28, 2009, ミルピタス--JDSUは、新しい980nmポンプレーザパッケージ、SP Platformがテルコディア(Telcordia)仕様認定を受けたと発表した。
新しいポンプレーザパッケージは、ネットワーク装置メーカー(NEMs)が光ネットワークでコストを下げ、消費電力を抑制できるように設計されている。またJDSUは、従来設計と比べて、製造プロセスを簡素化することで新製品のリードタイムを50%削減できるとしている。
980nmポンプレーザは、迅速なネットワークの再構成を可能とするAON(Agile Optical Network)ネットワークで長距離伝送後、弱くなった光信号を増幅するEDFA励起用の重要コンポーネント。サービスプロバイダは、AONを導入して柔軟なネットワークインフラを構築しようとしており、これによってインターネットトラフィックレベルを押し上げている音声、ビデオ、データアプリケーションに対する消費者のニーズに対処しようとしている。
「NEMsが増大するネットワーク容量をサポートすることに注力しているため、インフラをサポートするモジュールが必要とするエネルギーが爆発的に増えている」とJDSUのCCOP事業、光コンポーネント、集積モジュールのマーケティングディレクタ、Toby Strite氏は分析している。
SP Platformは、JDSU独自技術をベースにした次世代陸上用パッケージ。高信頼のチップ技術により、チップは45℃で動作するため、前世代の25℃動作標準に比べるとシステム冷却に必要なエネルギーは60%まで削減できる。製造を簡素化して、リードタイムを50%短縮。前世代の製品と形状、機能などを同じにしており、既存デザインの置き換えを容易にしている。