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EXFO、100G信号を評価するターンキー光位相アナライザ
September 25, 2009, ケベックシティ--EXFO(EXFO Electro-Optical Engineering Inc)は、PSO-200光位相アナライザをリリースした。
同製品はR&Dラボおよび製造環境向けに設計されており、100Gbaudまでの振幅または位相変調信号の完全な評価を行う。
「PSO-200は柔軟な設計となっており、いかなる光信号でもほとんど歪ませることなく評価することができるツールである」とEXFOは主張している。実効帯域が広いので、100Gまでの信号のコンステレーション、アイダイアグラム解析ができる。このことは、DP-QPSKのような4bit/シンボル変調フォーマットを使えば、400Gb/sまで解析できることを意味している。詳細で高精度の振幅と位相パタンも取得でき、伝送最適化やトラブルシューティングのために強力なパルス形状解析をすることができる。
位相でも、振幅でもあるいはその両方でも、効率のよい信号変調を行うことで、ネットワークで高速伝送が可能になる。そうした最先端の変調スキームをベースにした100Gシステムの設計、導入に備えるために、これまでネットワーク装置メーカーは社内のテストソリューションを利用してきたが、そうしたものは複雑で限界がある。PSO-200光変調アナライザにより、R&Dラボや製造環境で仕事をするエンジニアがターンキーで、帯域の制限のない包括的なテスト機器にアクセスできるようになるので、事態は一変するというのがEXFOの主張。