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Virgin Media､アイルランド海底ケーブルにNortelの40G採用
September 15, 2009, ロンドン--英国のエンタテーメント/通信会社､バージン･メディア(Virgin Media)は､Nortelの次世代光ソリューションを採用してUK本土とアイルランド間の既存海底ケーブルリンクの容量増強を行った｡
バージン･メディアのネットワークでのNortelの40G技術成功を受けて行われた40G海底ケーブル増強によりUKではスーパーブロードバンドサービスが可能となる｡ネットワークは陸上と海底のアップグレードにより､ほとんど混乱もなくネットワーク容量は4倍になった｡
バージン･メディアは､アイリッシュ海のUKとアイルランド間の南北で光海底ケーブルを運用している｡現行のケーブルでは10Gb/sチャネル｡アップグレードされた陸上と海底ケーブルネットワークは､UK西岸Lytham St. Annesとダブリン(Dublin)､238kmをカバーするリンクとなる｡
今回のシステムアップグレードによってバージン･メディアのケーブルインフラ投資の延命を行い､帯域も増やした｡また､将来のマルチメディアサービスの成長に応じて海底リンクを100Gb/sにアップグレードする道も確保した｡
｢Nortelの40G適応型光エンジン(Adaptive Optical Engine)ソリューションにより､既存の光ネットワークは､大規模なリエンジニアリングやケーブルを張り直したりするコストをかけずに､アップグレードが可能になる｡この点はバージン･メディアプロジェクトにとって重要だった､リンクは238kmと長く､そのほとんどが海底だったからだ｣とNortel､EMEA､メトロEthernetネットワーク販売担当Peter Newcombe氏はコメントしている｡
アップグレードされたネットワークは､ファイバ損失58dB､12×40Gb/s､480Gb/sまでの容量を中継器なしのリンク｡中継器なしの海底リンクソリューションは大幅なコスト削減､OPEXの抑制､また海岸地域では陸上建設に対する経済的な代替ソリューションとなる｡
この中継器を使用しない海底ソリューションは､NortelがMPB Communicationsと提携して建設した｡MPBは､この海底リンクで必要となるハイパワーラマンアンプ装置を提供した｡Nortelの40G Adaptive Optical Engineには､NortelのフラッグシップOME(Optical Multiservice Edge)6500コンバージドパケットオプティカルプラットフォーム用のプラグインインタフェースも含まれる｡
