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エピスタ、80lm/W温白色LEDを開発
September 14, 2009, 新竹--エピスタ(Epista Corporation)は、80lm/W温白色LEDを開発し、2009年第4四半期にはこれを100lm/Wにアップグレードする。
エピスタは、高い演色性(CRI)と高効率を同時に達成する技術開発に取り組んでいる。効率とCRIは、白色LEDを使用する照明業界で2つの主要なパフォーマンスメリットとなる。通常、これらの2つの特性の組み合わせはトレードオフがある。特に温白色LEDでは両立しがたい。優れたCRIを実現しようとすると、赤燐で赤いスペクトラムを補填する必要があるが、既存の赤燐は、大雑把に言って40lm/W程度の低い効率しか達成できない。
新開発の製品は、AC駆動用ブリッジ構造と組み合わせた高圧モノリシック集積DCマルチチップアレイを含んでいる。エピスタの最高パフォーマンス赤LEDチップがこの設計に組み込まれ、高効率を達成。世界最先端の高輝度赤色LEDとブルーLEDの助けを借りて、全体的な効率が向上し、同時に高CRIも実現している。エピスタはCRI80、CCT 3000Kで、効率80lm/Wの白色LEDを実証した。同社は、2009年第4四半期には、3000Kで80よりも優れたCRI、効率100lm/Wを実証するとしている。