All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

IPtronics、第2世代の12×10Gシリコンを発表

September 10, 2009, Roskilde--アイピトロニクス(IPtronics)は、12chパラレル光伝送アプリケーション向けに第2世代のシリコンを発表した。
 IPVD12×12VCSELドライバアレイとIPTA12×12TIA/LIAアレイによって、チップセットの消費電力を業界最先端の0.9Wに下げながら、優れた特性を実現。0.9Wは、オプティクスと端末の消費電力を含めたTx/Rxモジュール全体の消費電力を反映したものとなっている。これは、7.5mW/Gbpsに相当する。チップセットは、オプションで消費電力を600mW以下、4mW/Gbps相当としたものも提供可能。
 チャネルレートは12.5Gbpsで、モジュール全体としては150Gbpsの帯域となる。
 同社によると、このソリューションは2008年12月からαパートナーに提供している。市場分析を行い、ルータやサーバなどのシステムメーカー、またUS、EMEA、日本のモジュールメーカーとの協議の結果であるとしている。これらのメーカーの狙いは、コスト、ローパワー、最先端の特徴だけでなく、製造容易性、高歩留まりモジュールアセンブリなどもカバーする。
 このチップセットを搭載した顧客の製品はOFC/NFOEC2009でデモンストレーションが行われ、モジュールメーカー、アクティブケーブルメーカー、HPCやサーバ、ルータメーカーに好評を博した。チップセットはすでに販売されており、CXPケーブルなど、多くのアプリケーションにデザインインしている。
 12×12チップセットは、パフォーマンス、コストなどに妥協することなくチップ間通信にもアクティブケーブルアプリケーションにも適用できると言う点で独自性がある。チップセットは、業界最小の消費電力を実現しながら、InfiniBandにも準拠。その他、JTAG、オンチップPROM、温度制御機能、帯域選択による動作レート、I2Cインタフェース、RSSIなどの特徴を備えている。

製品一覧へ

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.