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NEC､MPLS-TP次世代パケットトランスポート装置
September 8, 2009, 東京--NECは､次世代パケットトランスポート装置､MN5000シリーズの販売を開始すると発表した｡
同装置はMPLS-TP伝送技術を採用しているので､キャリアネットワークは既存のATM､TDM伝送技術からIPやEthernetなどのパケットベースのネットワークに移行し､NECのパケットトランスポート製品のポートフォリオ強化にもなる｡
MN5000シリーズは､MPLS-TPを採用することで､高精度高品質通信モニタリング､高速冗長システム､先進的OAMを提供し､既存ネットワークをキャリアグレードの信頼性を実現する､パケットベースのトランスポートネットワークの構築を可能とする｡さらに､ATMとTDM伝送技術は､スードワイヤ(pseudowire)機能を用いることでワイドエリアEthernet､専用線Ethernetサービスを収容することができる｡スードワイヤ機能は､パケットトランスポートネットワークとの統合を容易にする単一の装置で､既存専用線サービスをエミュレートし､ATM､回線スイッチングおよびEthernetを含む一連のキャリアネットワークサービスを可能にする機能｡
これらの機能は､現行のバックボーンネットワークやメトロ/コアネットワークのバケツとベースの次世代トランスポートネットワークへの移行促進に一役買うことになる｡加えて､通信キャリアのOPEX/CAPEXを最適化し抑制するためにネットワーク運用と保守の統合を進める｡
MN5000シリーズの出荷は､2009年12月の予定｡NECは､世界的な販促活動を行い､3年で4000システムの販売をターゲットにしている｡
(注)MPLS-TP: Multi-Protocol Label Switching-Transport Profile
(詳細は､http://www.nec.co.jp/press/en)
