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PSI社、QCLメーカー、Maxion社を買収
September 7, 2009, Andover--PSI(Physical Sciences Inc)は、マクシオン(Maxion Technologies)を買収したと発表した。
PSIは、米国政府や産業界の顧客に、光材料、レーザ、フォトニックデバイス、EOシステムなどの契約R&Dサービスを行っている。また、これらの顧客向けに、特殊なEOコンポーネントやシステム製造・販売している。一方、マクシオン社は、量子カスケードレーザ(QCL)、インターバンドカスケードレーザ(ICL)、それらの関連システムを開発、製造している。
PSIの社長/CEO、David Green氏によると、「今回の買収によりPSIは、垂直統合したQCL/ICLソリューションを顧客に提供し、マクシオンの既存OEMや研究顧客にはQCL/ICLデバイスやR&Dサポートを継続して提供することになる。さらに、PSIの広範な能力とシステムソリューションを、マクシオン社の設計、製造およびプロセス能力と統合することで、赤外EO材料、デバイス、コンポーネントの顧客にシナジー的なメリットを提供できるようになる」。
マクシオン社の役員会およびChart Venture Partnersのパートナー、Cole Van Nice氏は、今回の買収について、「マクシオンの中赤外技術の成熟を促進し、PSIがQCL/ICLベースのソリューションで世界的なリーダーとなることに貢献する」とコメントしている。