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アルテラ、RIOLABのRapidIO相互運用テストに合格
September 3, 2009, サンノゼ--FPGAの世界的リーディング・カンパニー、アルテラ(Altera Corporation)は、同社のRapidIO MegaCoreファンクション・バージョン9.0が、RIOLABのDevice Interoperability Level-3 (DIL-3)テストに合格したと発表した。
これによりアルテラは、FPGAベンダとして初めて、RIOLABによって正式に認定されたSerial RapidIO IPコアを提供することになる。
RIOLABは、世界で唯一の独立系RapidIO相互運用性テスト機関。DIL-3は、RIOLABのデバイス相互運用性テストの最終段階であり、DIL-3に合格したことによって、アルテラ社内で開発されたSerial RapidIO IPと、RapidIO技術を使用して開発されたコンポーネント、システム、ソフトウェアとの相互運用性が保証されたことになる。このIPコアは、 Cyclone、Arria、Stratix FPGA、HardCopy ASICで使用することができる。
アルテラのSerial RapidIO MegaCoreファンクションは、RapidIOインターコネクトバージョン1.3に準拠している。このコアは、レーン・レート1.25Gbps、2.5Gbps、3.125Gbpsのレーン幅x1 と x4をサポートし、物理層、転送層、論理層で分離することが可能。このエンドポイントIPコアにはテスト・ベンチが含まれており、これにより主要DSPベンダやスイッチベンダは実績のある相互運用性が利用できることになる。
アルテラは、直ちに集積可能な完全なシステムレベルのSerial RapidIO IPソリューションを提供している。これには、シリアルRapidIOコア、リファレンス・デザイン、ハードウェア開発プラットフォームが含まれている。これにより、設計者はRapidIOアーキテクチャをサポートする独自のシステムを構築できる。これはに、プロセッサ・エンドポイント、大規模信号処理機能を持つDSPエンドポイント、RapidIO スイッチ、およびPCI、PCI-X、HyperTransport、システム・メモリ、周辺機器を含む多様なRapidIOブリッジが含まれる。
アルテラ製品マーケティング担当シニア・ディレクタ、Luanne Schirrmeister氏によると、Serial RapidIOは、ワイヤレス、軍用、医療システムで多く採用されているインタコネクト技術であり、これらのシステム設計者は高度なセキュリティ、データ管理、QoSを必要としている。 RIOLABのDILテストに合格したことにより、アルテラのデバイスとRapidIO IPコアは、RapidIOシステムにおける互換性および相互運用性が保証されたことになる。