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2009年中間期の企業向けEthernetランキング
September 1, 2009, ボストン--VSG(Vertical Systems Group)の2009年中間期市場分析によると、既存キャリアはファイバインフラを利用し、メトロサービスに注力することで2009年上期のビジネスEthernet市場で力を発揮している。
その結果、既存キャリアは小売り客向けポート導入で、新興プロバイダとケーブルMSOを合わせたセグメントを上回っている。AT&Tは、2009年上期中に1%以上のシェアを伸ばし、プレゼンス拡大は最大。ベライゾン(Verizon)とクエスト(Qwest)もこの半年間にシェアを拡大した。
VSGの主席アナリスト、Rick Malone氏は、「通信サービス全般で市場は軟化しているものの、米国のビジネスEthernetサービスは、この半年、健全な成長を見せた」と捉えている。同氏は、この背景を、「企業が人員をメトロキャンパスや地域の拠点ビルディングに継続して集めているので、コストの安いメトロサービスが市場を牽引してきた」と分析している。
VSGのUSビジネスEthernetランキングは、ポートベースで4%以上の市場シェアを持つサービスプロバイダを含んでいる。2009年中間期ビジネスEthernetシェアをベースに、ランキングにはサービスプロバイダ9社が入っている。上位3社は、それぞれ2桁のポートシェアを確保しているが、6位から9位のプロバイダのシェアは、4%未満。XOは、初めてランキングに登場。ポートシェアによる9社は、上から順に、AT&T、ベライゾン、tw Telecom、コックス、クエスト、タイムワーナケーブル、コージェント、XO、Level 3。