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初の中国-インド陸上ケーブル建設
August 28, 2009, Herndon--チャイナテレコム(China Telecom Corporation Limited)最大の国際子会社、チャイナテレコムアメリカ(ChinaTelecom Americas)は、親会社が中国-インド間に初の陸上ブロードバンドケーブル伝送システムを建設したと発表した。
同ケーブルシステムは、容量20Gbpsでスタートし、チベットを経由してインドに接続する。ケーブルルは、チャイナテレコムとリライアンス(Reliance)が共同建設したもので、DWDMとSDH伝送の構成となっている。ケーブルの設計上の伝送総容量は4.8Tbps、これは両国間の既存帯域の数千倍に相当する。
チャイナテレコムアメリカ社長、Donald Tan氏は、この中国-インド間ケーブルシステムの建設について、「国際海底ケーブルを介した両国間通信接続の現状を変えるものだ。世界最大の発展途上国間の直接接続を提供することで、両国および他の南アジア諸国間の政治、文化、ビジネス関係の発展が促進され、この地域の反映に大きく貢献する。また、中国とインド間の全面的な経済貿易協力5カ年計画にも貢献する」と語っている。
チャイナテレコムは、海外事業を発展させるために、国際通信ネットワーク建設に力を入れている。北米、アジア、ヨーロッパを含む多くの地域でネットワーク容量が増大し、これらの通信ネットワークでは現在、海底と陸上の両方のケーブルシステムが利用されており、ネットワークの信頼性が高まっている。世界中の全ての重要ビジネスセンタは、現在、高信頼マルチルートの大容量ネットワークでデータ伝送ができるようになっている。