関連イベント
関連雑誌
News Details ニュース詳細
Photon-XがGigOptix 100G MZMをRFフォトニクスに採用
August 19, 2009, パロアルト--フォトンX(Photon-X, LLC)は、GigOptixの100G LX8900マッハツェンダ変調器(MZM)を採用する。Photon-Xは最先端の光およびRFフォトニックデバイスやサブシステムのメーカー。
光帯域65GHzのLX8900を利用すると、信号の位相と振幅を光ドメインで超高周波変調することができる。この周波数で動作する既存の変調メカニズムは、帯域が狭い、消費電力が高いなど、数々の欠点がある。さらに、LNやInPなどの他の光変調技術のパフォーマンスには、このレベルの高速性はない。LX8900は、GigOptixのEOポリマ材料固有の特性により、超高周波動作が可能なだけでなく、広帯域応答も可能。LX8900および今後予定されている派生品は防衛/航空用途、フェイズドアレイレーダ、アンテナリモーティング、RFステアリング、超高周波信号ミキシングなどへの適用が期待されている。
GigOptixのCTO、Andrea Betti-Berutto氏は、「今回の提携によって高速光通信から新たな分野、ワイドバンドRFフォトニクスへの市場拡大に期待している」とコメントしている。