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Ethernetスイッチ市場は2010年に立ち直る
August 6, 2009, Redwood City--DellOro Groupの最新調査によると､Ethernetスイッチ市場は2009年にほぼ20%の落ち込みとなることが予想されている｡これは2001年以来､最大の落ち込みだが､2010年には市場は立ち直るとDellOroGroupは見ている｡
同調査によると､今後数年の成長を牽引するのは10GbEとデータセンタ｡DellOro GroupのEthernetスイッチ市場担当ディレクタ､Alan Weckel氏は､｢2009年第1四半期の落ち込みが厳しいものだったので､売上ベースでもポートベースでも市場が2008年レベルに急回復するのは難しい｣と見ている｡さらに同氏は､今後の市場動向については､｢2009年以降､データセンタが最大の市場牽引力の1つになると見ており､市場は2010年には再び拡大を始める｡しかし､過去5年にわたり経験してきたような堅実な成長率に市場が戻るのは容易ではない｣と分析している｡
同レポートでは､Ciscoがサーバ市場に参入したこと､HPがデータセンタポートフォリオを拡張したこと､IBMのEthernetスイッチ市場への参入などで､データセンタ市場拡大に向けて､より包括的な製品戦略をとるベンダが現れてきたことが指摘されている｡
