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世界のネットワーク接続数は2013年に22億に達する

July 29, 2009, ケンブリッジ--フォレスタリサーチ(Forrester Research, Inc)の「世界のオンライン人口予測:2008-2013」によると、世界のネットワークユーザ数は今後5年で45%以上増加し、22億に達する。
 アジアは依然として世界最大のインターネットの成長エンジンであり、2013年までにオンライン人口の43%がアジア地域の人々で、中でも中国は世界のオンライン人口の17%を占める。米国、西欧およびオーストラリア、日本、韓国などの主要先進国は1~3%の緩慢な成長にとどまる。
 「今後5年を通じて、国民一人あたりのオンライン支出は、北米、西欧およびアジアの先進市場が引き続き最も高いと見られているが、アジアの消費者のオンライン人口とオンライン支出は2013年には、現状と比べると遙かに高い比率になっている」とフォレスタリサーチのシニアアナリスト、Zia Daniell Wigder氏は指摘する。
 世界のあらゆる地域でインターネットユーザ基盤は増加しており、地域別の特徴は以下のようになっている。
・北米:米国のオンライン普及は、今後5年で現在の73%から、82%に増加する。これは年に約3%の成長。2013年までに、米国のオンライン普及率は、普及率が最も高いヨーロッパやアジアの市場、オランダ、UK、日本、韓国などと肩を並べることになる。
・ヨーロッパ:ヨーロッパのインターネット成長は、大陸の新規市場が牽引する。ロシアやトルコのインターネット利用は年率約8%の成長が見込まれている、一方スペインのオンライン人口の伸びは平均して年に5%以上と予測されている。
・アジア:中国のオンライン人口(すでに世界最大)は、今後5年にわたり毎年約11%増える。他のアジア諸国、インド、インドネシア、パキスタン、フィリピンなどもオンライン人口の伸び率は高い。対照的に、日本や韓国などの成熟市場の伸び率は、年に2%以下となる見込みだ。
・ラテンアメリカ:ブラジルは、世界のインターネットユーザ数で現在No.4となっているが、今後5年は年率7%で伸びるものの、2010年にはインドに追い抜かれてNo.5になる。
・アフリカと中東:中東とアフリカの国々は、現在世界のオンライン人口の8%を占めるに過ぎないが、今後5年にわたり、年に約13%の高い伸び率が予想されている。エジプト、イラン、ナイジェリアなどがこの地域で伸び率が最も高い。
2008年の段階でインターネットユーザ数が多いのは、US、中国、日本、ブラジル、ドイツの順。2013年には、中国、US、インド、日本、ブラジルと順位が入れ替わる。

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