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50Gbpsデータ伝送をサポート1:2ファンアウト・バッファモジュール

July 27, 2009, Chelmsford--通信や軍事市場にMMICベースのソリューションを供給しているヒッタイト・マイクロウエイブ(Hittite Microwave Corporation)は、新しいコネクタ付1:2ファンアウト・バッファモジュールを発表した。同モジュールは、データ伝送/クロックレート50Gbps/30GHzをサポートしており、OC-768、SDHSTM-256装置、短/中/長距離伝送モジュール、ブロードバンドテスト&計測アプリケーション市場向け製品。
HMC-C062は、コネクタ付1:2ファンアウト・バッファモジュールで、シングルエンドもしくはディファレンシャル動作、50Gbpsまでのデータレートをサポートする。また、Inphiの50716CFの代替品としても使える。デバイスは、30GHzまでのクロック信号で動作し、入力帯域はDC~30GHz。通常動作では、入力データ(またはクロック)は、両方の出力チャネルに転送される。HMC-C062へのディファレンシャル入力信号はチップのグラウンドに50Ωで終端され、ACまたはDC結合のいずれも可能。HMC-C062のディファレンシャル出力は、ACまたはDC結合のいずれも可能。伝送遅延は、ティピカルで27ps、立上がりと立下がり時間は11ps以下。ハイパフォーマンス広帯域テストアプリケーションに理想的なHMC-C062のデターミニスティックジッタ(DJ)は2ps、ランダムジッタ(RJ)は0.2ps以下。
HMC-C062は、-3.3V DC供給で動作するが、消費電力はわずか455mW。また、動作温度-40℃〜+70℃に仕様化されており、1.85mmコネクタ付ミニ気密封止モジュールにパッケージングされている。

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