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SEACOM、アフリカを世界に接続する1.28Tbps光海底ケーブル
July 27, 2009, モリスタウン--SEACOMは、1.28Tbps、17000kmの光海底ケーブルを完成し、運用を始める。
同ケーブルは、インドとヨーロッパを経由して南アフリカと東アフリカをグローバルネットワークに接続する。ヨハネスブルク、ナイロビ、カンパラ(Kampala)海岸の陸揚げ局をリンクするバックホールが完成し、SEACOMも各国のパートナーと協力してキガリ(Kigali)、アジスアババ(Addis Ababa)との最後の接続作業を行っている。
SEACOMのスタートにより、政府、企業経営者、市民がネットワークを国際競争、経済成長促進、アフリカ大陸全体の生活水準向上のためのプラットフォームとして利用できる史上初の機会がひらける。
CiscoのアフリカVP、Yvon Ie Roux氏は、「CiscoとSEACOMとは共通の目標を共有している。通信コストを下げながら、利用可能なブロードバンドをアフリカ中に広げることで都市とルーラル社会の成長を促進するという目標だ。CiscoはSEACOMと協力して、プロセスチェンジ、ネットワークの構築、アプリケーションサービスと専門技術の提供について説明してきた。これらは、教育、ヘルスケア、公共の安全、経済開発、国家の安全など市民にとっての重要なサービスをサポートするものだ。SEACOMは、アフリカの消費者、企業、政府が世界への接続と協働の成果を現実のものとするための契機になる」とコメントしている。
SEACOMとCiscoは、SEACOMネットワークを利用して、協働できる環境を構築するために、音声、データ、ビデオプラットフォームを共に実現し、協力関係が可能であることを実証した。この高速通信の最初の体験は、1Gb/sの生の国際的な接続をすべての場所で実現し、同時にHDビデオをIPネットワークで提供し、5カ国の代表と高官をインタコネクトすることから始まる。