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VI Systems、光トランシーバ向けにローパワー40G TIAリリース
July 24, 2009, ベルリン--VI Systemsは、将来の高速光トランシーバをターゲットとする超高速トランスインピーダンスアンプリファイア(TIA)をリリースした。
同社は、40Gb/sまでのデータレート用に850nm、980nmのローパワー超高速VCSEL、フォトディテクタPINダイオードコンポーネントに加えて、ローパワーTIAチップを提供する。
データコム向けに超高速光コンポーネントを製品化しているVI Systemsは高速光トランシーバで使用するT40-150C集積回路(IC)を発表。このTIAチップは、データレート40Gb/sまでの高速光トランシーバで使用するように設計されている。T40-150CはPIN-PDに特化されており、低いデューティサイクル歪で2mAppまでの入力電流を増幅することができる。チップの入力感度はBER10-12で-13dBm。パワー供給はシングル+3.3V、ダイで供給可能。わずか145mWの低消費電力が特徴。
ターゲットアプリケションは、短距離およびVSR光レシーバと光通信ネットワーク用トランシーバモジュール、コンピュータ業界のチップ間光インタコネクト。データレート10G以上の将来のシリアル標準は、現在Common Electrical Standard(CEI-11Gbit/s)、SATA 11Gb/s、FC 17Gb/s、Ethernet IEEE40/100Gb/s内で開発が行われており、多くのユーザ独自規格も開発されつつある。
T40-150Cチップは、ダイ形状でエンジニアリングサンプルを出荷中。サイズは800×600μm。