All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

中国が世界最大のブロードバンドアグリゲーション装置市場に

July 22, 2009, キャンベル--Infonetics Researchの調査「アジア太平洋(APAC)のブロードバンドアグリゲーションハードウエア」は、中国、インド、日本、韓国、その他のAPAC地域を対象としてマルチサービス・アクセス・プラットフォーム(MSAPs)、IPDSLAMのベンダ毎の市場シェア、市場規模をレポートしている。
 ブロードバンドとビデオの調査を担当しているディレクティング・アナリスト、Jeff Heynen氏によると、中国が市場リーダーとなっているアジアパシフィック地域は世界最大のブロードバンドアグリゲーション装置市場。
「中国がブロードバンドアグリゲーションに投じている金額は驚愕すべきレベルに達している。この背景には、中間階級の拡大、国家的なブロードバンド積極政策、新たに再編された中国の通信事業者がプレミアムサービスで加入者をつなぎ止めようとしていることなどがある。銅線から光ファイバベースのPONやEthernet FTTHへの移行によって、DSL市場全体は縮小トレンドにあるが、中国、台湾、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、インドネシアでサービスプロバイダがADSL2+やVDSL2を導入してトリプルプレイサービスを展開しようとしているので、DSL市場の縮小は緩和されている」(Heynen氏)。
・中国では2008年、フアウエイ、ZTEが、IP DSLAM、MSAP市場でそれぞれNo.1の座を確保した。
・APACの残りの市場では2008年、Alcatel-LucentがIP DSLAMの市場リーダー。
・アジアパシフィックの国々では一般に、サービスプロバイダと地域のサプライヤーとの共同開発を行うことが多いため、国内の結びつきが強い。
・アジアパシフィックの既存サービスプロバイダも、ヨーロッパや北米のプロバイダほどではないにしても、モバイルの置き換えにより、同じように有線からの売上減少に直面している。したがって、既存の資産を利用して売上増を追求しながら、音声、ビデオ、インターネットサービスをバンドルして顧客をつなぎ止めようとしている。

製品一覧へ

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.