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ディープ・フォトニクス、266nmピコ秒ファイバレーザを発表
July 21, 2009, コーバリス--ディープ・フォトニクス(Deep Photonics Corp)は、2Wピコ秒266nmファイバレーザ、FLP-266-PPPを発表した。パルス幅調整可、パルスバーストパケット、可変パルスパケット周波数が特徴。
同製品は太陽電池(PV)業界向けに設計された深紫外ファイバレーザで、要求の厳しいレーザアプリケーション向けに高出力、長寿命、出力安定、高信頼を実現している。このレーザには、同社最新のPicosecondPacket Pulsing(P3)技術を採用しており、材料のコールドアブレーションに大革新をもたらすものである、と同社は説明している。P3技術は、30nJ〜30μJの範囲のパルスパケットで高精度深度制御ができる。FLP-266-PPPプラットフォームは、ベンチマークパフォーマンスと革新的設計を統合し、低い運用コストで一定のパフォーマンスを提供する。
ディープ・フォトニクスのFLP-266-PPPプラットフォームは、特にPV業界をターゲットにしている。「PVメーカーや装置OEMは、現行技術よりも高いスループットで、材料をきれいに高精度にアブレーションできる超高速、短パルスレーザを求めている。FLP-266-PPPはこの要求に直接的に応えられる。当社のUVファイバレーザは、画期的なパフォーマンス、マルチ波長出力、パルスの安定性、高い平均パワーを実現している」と同社CEO、Joe LaChanpelle氏は主張している。
266nm深紫外ファイバレーザは2Wまでで動作し、オペレータは10ns〜10μsまでのパケットグループの10〜50psパルスのエネルギー供給とすることができる。パルスパケット周波数は250kHz〜25MHzで、結晶シリコン(c-Si)やCdTe、CuInSe2などの薄膜加工に適している。