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Alcatel-Lucent、業界初の100GbEラインカードを発表

July 17, 2009, パリ--アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)は、ビデオトラフィックや高度なビジネスIPサービスの爆発による帯域需要激増に対処する世界中のサービスプロバイダを支援するとして、最も必要されているエッジ向けに業界初のサービスルーティングインタフェースを発表した。
 新しいサービスインタフェースは、独自のシリコン革新を利用したもので、業界をリードする速度と品質をそなえながら劇的に改善されたエネルギー効率で大容量帯域を提供し、多様なエンドユーザサービスをサポートする。
 ネットワークエッジは、ネットワークのほとんどのインテリジェンスが存在する「司令部」(command center)として特に重要視されている。エッジは、HDビデオなどの個々のサービスをどのように処理してエンドユーザに最適体感を提供するかについて決定を下すという意味でもコマンドセンタであると言える。エッジの容量を拡大することでサービスプロバイダはIPトラフィックのビット単価を大幅に削減し、同時に増加しつつある高度な付加価値サービスにも対応できるようになる。Alcatel-Lucentの新しい業界初100GbEインタフェースは、これら二重の要求に対処するものとなっている。
 カナダの全国規模の大手通信事業者テラス(TELUS)の技術戦略(Technology Strategy)担当VP、Eros Spadotto氏は「最先端のプラットフォームを選択したことで当社はネットワークを100GbEに進化させることができ、これにより今後、将来にわたり顧客の要求に応え、最高レベルのサービスを提供し続けることができる」とコメントしている。
 100GbEインタフェースは7750サービスルータ(SR)と7450イーサネットサービススイッチ(ESS)に実装される。Alcatel-Lucentのサービスルータポートフォリオは、ブロードバンドサービスの包括的サポートを継続しながら100Gb/sパフォーマンスを提供する。これは、Webベースのビデオなど過度なトラフィックとともに、ビジネスVPNs、IPTVなどのプレミアム・マネージドサービスを提供するサービスプロバイダにとっては最も重要な要求となる。
 100GbE機能の中核には、Alcatel-Lucentの自社開発FP2シリコンが使用されている。FP2シリコンは、2008年7月に出荷を初めたが、現在7750SR、7450ESSでは100Gb/sラインカードサポートを可能にした、これは現行のラインカードと比べると2倍のパフォーマンス向上となる。2004年以降、Alcatel-Lucentのサービスルータを導入しているオペレータは、新しいラインカードを追加するだけで、サービス中断なしに直ちにスロットあたりの帯域が100Gb/sまで拡張できる。
 Alcatel-Lucentは、2004年以来、35000以上のIP/MPLSサービスルータポートフォリオシステムを出荷しており、100余国270のサービスプロバイダが導入している。

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