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テルストラ､次世代IPネットワークを40Gbpsにアップグレード
July 15, 2009, シドニー--テルストラ(Telstra)は､メルボルンとシドニー間の次世代IPネットワーク容量のアップグレードを行い､この両都市間のネットワークトラフィック量の10倍に対応可能なシステムとする｡
Telstra Networks & Servicesのグループマネージングディレクタ､Michael Rocca氏によると､このアップグレードはエリクソンの光伝送技術を用いて行われる｡
｢過去5年で､首都圏間のIPトラフィックルートは10倍になった｡これが顧客になんらかの影響を与えるものではないが､当社としては音声､データ､ビデオの伝送ニーズ激増に先行的に対処することが必要だ｣とRocca氏はコメントしている。
オーストラリアでは､テルストラのIPネットワークによって生産性が著しく向上しているとの認識がある｡2010年3月に完成すると､オーストラリアで最速､最大容量のネットワークとなり､容量は今日の4倍となる｡
通信ネットワーク需要は､人口が集中していることから､一般的に大都市にフォーカスしている｡今回のアップグレードでは､テルストラの既存のDWDM伝送技術を10Gbpsから40Gbpsとし､ファイバインフラは既存のものをそのまま使用する｡
Marconi MHL3000 WDMプラットフォームは､1本のファイバで40Gbpsを80ch伝送可能としており､技術の標準が決まれば100Gbpsへのアップグレードパスも用意されている｡
