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ジュニパのT1600とJCS1200でJGN2plusを仮想化

July 8, 2009, サニーベイル--ジュニパネットワークス(Juniper Networks, Inc)は、日本の情報通信機構(NICT)が、新世代の超高速テストベッド研究ネットワークJGN2plusの改善を図るためにバーチャリゼーションを用いて技術的なブレイクスルーを達成したと発表した。
ここで用いられているのは、ジュニパのT1600コアルーティングプラットフォームとJCSコントロールシステム。ジュニパは、NICTに仮想化されたコアルータを構築する技術を提供。これにより、ネットワークの柔軟性、効率、パフォーマンスの向上が可能になる。
JGN2plusのオペレーションリーダー、Kazumasa Kobayashi教授によると、効率と柔軟性を高めた高信頼仮想コアネットワークが構築された。「仮想化を導入すると、特にJGN2plusのようなテストベッドネットワークではルータの独立性が重要になる。ジュニパのJCS1200とT1600により、仮想化により効率向上とコスト削減を実現しながら、適切なレベルの管理とサービスに特化した分離性を維持する、仮想化されたルータが可能になる」と同氏は語っている。
 2009年札幌雪祭り(Sapporo Snow Festival)では、JGN2plus研究・教育ネットワークを利用して、雪祭りスタジオと6つの日本全国の放送局間、および家庭のデジタルTVsに東京のパナソニックセンタを介してHDフォーマットのライブTVとデータの配信を実現した。
 ジュニパのT1600は、10GEから100GEまでのインタフェースを持ち、競合プラットフォームに比べて40%少ない消費電力で、1.6Tbpsの容量を実現している。Tシリーズは、世界の220を超える顧客に5000台以上が導入されている。

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