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ハイブリッドIPTV STB予測から見えるIPTVサービス動向
July 1, 2009, サンノゼ--調査会社MRGは、ハイブリッドIPTVセットトップボックス(STB)が、IPTVオペレータによる初期サービス導入のジャンプスタート、既存ビデオIPネットワークの範囲拡大に役立っていると指摘している。
現行のデジタルビデオ放送番組とIPTVサービスを統合することで、オペレータは一般的なIPTV導入コストに対して設備投資(CAPEX)を大幅に削減し、リードタイムを短縮できる。2008年、ハイブリッドSTBは世界で1440万台導入されており、2012年には2230万に達すると予測されている。
同レポートは、ハイブリッドIPTV STBがマネージドIPTV(オンデマンド)サービスに加えて、どのようにしてサテライト(衛星)、地上、ケーブルからのデジタル放送チャネルを受信するかを調べている。オンデマンドIPTVサービスに加えて、既存の放送ソースを利用することで、IPTVオペレータはコンテンツ獲得、初期のインフラ投資を大幅に減らすことができる。MRGアナリスト、Huw Price-Stephens氏は、「ハイブリッドを利用することで技術的制約、コンテンツの欠如といった深刻な問題が解消される」と見ている。