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パンドイットSFP+アセンブリ、低消費電力低遅延インタコネクト
July 1, 2009, ティンレイ・パーク--パンドイット(PANDUIT)は、最先端のデータセンタネットワークアプリケーションで伸び続ける帯域需要に対応するために、高速データトランスポートソリューションポートフォリオを強化する。
仮想化、コンソリデーション、コンバージェンスの動きが益々広がってきており、これにともなって物理インフラに対する要求が出てきている。より速い処理速度、サーバインタコネクトの一層の低消費電力化、I/O統合などの要求に応えるためにパンドイットは10G SFP+ダイレクトアタッチパッシブ銅線ケーブルアセンブリを発表した。
パンドイットのユニファイド物理インフラ(Unified Physical Infrastructure)ソリューションにより、コンピュータ、通信、制御、パワー、セキュリティシステムを覆うコンバージェンスが可能になり、可用性、アジリティ、セキュリティの改善も実現する。UPIベースのデータセンタソリューションの特徴は、サーバ、ストレージ、ネットワークシステムを接続する高速データトランスポート機能。コンバージェンスとコンソリデーションに関連するリスクを最小限にするために前例のないパフォーマンス、高信頼、スケーラビリティを実現している。
この高速データトランスポート機能は、データセンタ環境でのサーバ仮想化普及に伴い、理想的と言える。複数の仮想マシーン、サーバI/O統合トポロジーでは、サーバとスイッチ間に10Gインタコネクトが必要になる。10G SFP+ダイレクトアタッチパッシブ銅線ケーブルアセンブリを物理インフラに導入することで、追加の信号処理や変更なしに、企業はポート間の10Gパフォーマンスを達成できる。ローパワー、低遅延10Gサーバインタコネクトをトップ・オブ・ラックスイッチングアーキテクチャで提供できる。
パンドイットの10G SFP+は標準準拠。SFF-8431 SFP+対応のホストポートに装着するときに10Gパフォーマンスが利用できる。コネクタは工場終端となっており、パテント申請中の内部設計技術を持ち、優れたシグナルインテグリティとスペックマージンを提供している。アセンブリ長は7mの小径ケーブルで、デザインの柔軟性が実現できている。ロバストなラッチ機構と優れた張力緩和機構がケーブルマネージメントを容易にし、エアフローとクーリング、導入のしやすさを改善する。
「先端的なデータセンタは10Gアプリケーションの導入では、銅線/ファイバのハイブリッドトポロジーとしているところが多いので、パンドイットのSFP+ 10Gケーブルアセンブリはサーバとトップ・オブ・ラックアクセススイッチと接続する完璧な選択肢となる。アクセスレイヤーは、アグリゲーションとコアスイッチに、パンドイットOpti-Core 10G OM3ファイバによりアップリンクすることになる」とパンドイット製品開発部長、Steve Skiest氏はコメントしている。「この集積高速データトランスポートシステムは、金融サービスのような遅延に敏感なエンタプライズにメリットがある、そうしたところではミリ秒の遅延がビジネストランズアクションに影響を及ぼす可能性があるからだ。」