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ザーリンク、高速データセンタ向けに新しいアクティブ光ケーブル
June 25, 2009, オタワ--ザーリンク(Zarlink Semiconductor)は、新しいアクティブ光ケーブル(AOC)、ZLynx 4×10Gbpsのサンプル出荷を始めた。
新しいZLynxは、InfiniBand QDR向けにQSFP終端となっている。ドイツのハンブルクで開催されるISC’09会議では、メラノクス(Mellanox)とISCnet InfiniBandネットワーク間にリンクを提供する。
ザーリンクは、データセンタやコンピュータクラスタインタコネクト用にAOCやパラレルトランシーバモジュールポートフォリオを幅広く提供している。今回の新しいZLynx 4×10Gbps光ケーブルは、市場で実績のある製品ポートフォリオの最新版。ZLynx AOCは、テストと評価が完了しており、大手コンピュータ/スイッチベンダがすでに購入している。
ザーリンクの光製品グループ、製品マーケティング部長、Ram Rao氏によると、「ザーリンクは業界で初めてAOCを量産し、ZLynxケーブルは世界中のデータセンタで使用されている」。
ZLynx QDRケーブルは、データセンタにとってはパフォーマンスとコストの点でアドバンテージがある。10Gで高い信号品質を実現しており、オペレータはデータ集約的なサービスに対応することができる。また、軽量、柔軟なケーブルであるため、装置のインストールが容易になり、エアフローの問題もなくなることでクーリングコスト削減、データセンタに求められる“グリーン”パフォーマンス向上にも応えられる。