All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

Andor、Fairchild、PCOが共同でCMOSイメージセンサを開発

June 23, 2009. ミュンヒェン--アンドール・テクノロジー(AndorTechnology)、フェアチャイルドイメージング(Fairchild Imaging)、PCOの研究者は、共同研究の成果をミュンヒェンで開催されたLaserConferenceで発表した。
 発表によると、sCMOS(Scientific CMOS)は、次世代CMOSイメージングセンサ(CIS)設計と製造技術をベースにした画期的な技術。sCMOSは、現在市販のほとんどの科学的イメージングデバイスの性能を上回る水準を実現している。sCMOSは、従来のCMOSやCCDベースのセンサと異なり、超低ノイズ、高いフレームレート、広いダイナミックレンジ、高い量子効率(QE)、高分解能、広い視野を同時に提供可能とされている。
 現在の科学的イメージング技術の標準は、性能パラメタ間の相互排除関係が性能限界になっている、つまり他の性能を犠牲にしなければ1つの性能を最適化できない。sCMOSは、これまでのCMOSイメージャーに関わる性能欠陥を排除しながら、すべての重要パラメタを同時に実現できる点で前例がない。最初のsCMOS技術センサイメージャの主要性能としては次の点が挙げられる。
センサフォーマット:5.5メガピクセル(2560(h)×2160(v))、詠み出しノイズ:<2e-rms@30フレーム/s;<3erms@100フレーム/s、最大フレームレート:100fps、ピクセルサイズ:6.5μm、ダイナミックレンジ:>16,000:1(@30フレーム/s)、QEmax:60%、読み出しモード:ローリング/グローバルシャッタ(ユーザが選択)。
(詳細は、white paper参照)

製品一覧へ

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.