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Jenopticグループ、アジアで太陽光発電顧客獲得
June 18, 2009, イェーナ--イエナオプティックレーザ&材料加工(The Jenoptic Lasers & Matrial Processing)部門は、アジアの成長市場の顧客を獲得し、太陽光発電業界向けの生産システム供給メーカーとしての地位強化が続いている。
JENOPTIK Automatisierungstechnik GmbHの受注は、4システムで構成されている。これらシステムにより、Jenoptikは台湾メーカーに薄膜太陽電池の全生産加工の重要ステップを供給することになる。顧客は再生可能エネルギー分野で事業を展開しており、エネルギー節約型の照明や太陽電池モジュールに特化している。同社の新しい生産ラインは、中期計画で製造能力を350MW/年に拡張するための第一段階。目標とされた独自の製造技術は太陽モジュールの製造コストを削減できる可能性が高い。
イエナオプティックは、新しい生産ラインに必要な全システムを設置する。レーザ・エッジデリーション(エッジの薄膜を除去して絶縁する工程)用のシステムは、バスバービアの選択的除去機能を装備しており、また初のジャンクションボックス用のレーザ穴あけユニットも備えている。この新しいレーザ加工により、機械的な穴あけが不要になる。レーザ加工の一般的な利点は、機械的な接触加工に比べると、速くて、きれいな加工。このシステムは、今秋に納入の予定となっている。
新規受注により、イエナオプティックグループは、太陽光発電業界向け、特に薄膜太陽電池製造用の生産ライン向けの高い生産性を持つレーザ加工機供給メーカーとしのアジアにおける地位が強化される。